2024.11.11
三和酒類株式会社は、大分麦焼酎🄬『西の星』の原料となる大麦「ニシノホシ」の生産者への感謝とさらなる品質向上などを目的に、特に優れた生産者を表彰する『三和酒類 西の星賞2024』の受賞者を【長洲地区 永岡 卓巳 様】と【上城井地区 上城井営農組合 城 宗嗣 様】の2組に決定いたしました。
表彰式は、2024年11月8日(金)に開催された「ニシノホシ生産者交流会」の中で実施いたしました。 当社では、大麦「ニシノホシ」の地元生産者への普及と、大分麦焼酎🄬『西の星』のさらなる品質向上を目指して西の星賞を創設し、今回で21回目の表彰となります。
それぞれの生産地区名を冠した限定商品『西の星 VINTAGE 2024』は来年4月頃の発売を予定しています。
■受賞者のご紹介
2024年に収穫された焼酎醸造好適大麦「ニシノホシ」の内、当社社内基準※1に照らして特に焼酎の醸造に適している※2と判定された選りすぐりの「ニシノホシ」を生産してくださった、以下2組を表彰いたしました。
長洲地区 | 永岡 卓巳(ながおか たくみ)様 |
上城井地区 上城井営農組合 | 城 宗嗣(じょう むねつぐ)様 |
※1 当社社内基準には、大麦の「粒の硬さ」・「粒がそろっている」や「粒が大きい」などがあります。
※2 「焼酎の醸造適性」には、精麦のしやすさや製麹した麹の溶けやすさなどがあります。
■「三和酒類 西の星賞」について
三和酒類は、大分麦焼酎🄬『西の星』の原料として使用される大麦「ニシノホシ」の地元生産者への普及と、大分麦焼酎🄬『西の星』のさらなる品質向上を目指し、優れた生産者を表彰する「三和酒類 西の星賞」を2005年に創設しました。生産者の皆様に感謝の意を表すこと、焼酎の醸造適正に優れた大麦の生産技術と意欲の向上、 品質基準への理解を深めていただくこと、地産地消の推進等を目的としており、「品質第一でものづくりを行うには良い原料を生産していただくことが重要である」という考え方に基づいています。
大麦の粒の硬さや重さ、大きさ、均一性、精麦や醸造に関する適性などを基準として審査し、高評価を得た生産者2組に「三和酒類 西の星賞」が贈られるとともに、それぞれの圃場で収穫された大麦のみを使って仕込まれた焼酎は、その生産地区の名前を冠した『西の星 VINTAGE』として発売されます。
昨今では多くの生産者がこの賞にエントリーされ、その品質向上に努めてくださっています。宇佐市では、大分県下最大の麦産地として、昨年度は約2,700㌶で麦類が栽培され、このうちの約1,300㌶が「ニシノホシ」です。